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コールドゲーム(4巻)ネタバレ寄り感想&無料で試し読みする方法

コールドゲーム(4巻)ネタバレ寄り感想&無料で試し読みする方法
和泉かねよし先生の「コールドゲーム」4巻のネタバレ寄りの感想を書いています。

漫画は自分で読んでこそ楽しめるものなので、ここでは完全なネタバレはせずに、あくまでネタバレ寄りとさせて頂きます。

コールドゲーム(4巻)を無料で試し読みする方法は、このページの最後の方でお伝えしています。

コールドゲーム(3巻)のネタバレ寄りの感想は、こちらから見れます。

コールドゲーム(4巻)ネタバレ~あらすじ紹介~

王に惹かれてはならない。今は戦いの時…!

政略のためE国へ嫁ぐことを命じられた王女・アルナは、侍女・カミラと入れ替わり、護衛の騎士としてE国へ向かう。

しかし、アルナを待ち構えていたのは、正妃の座を争う王妃たちだった。

そんな中、カミラが行方不明になってしまう。

カミラを追って、自治都市・フラドルへ旅立つアルナ達。

そこにはアルナ達の命を狙う影がうごめいていて…!?

そして、アーサーと共に過ごす時間の中で、アルナの胸に恋心が芽生えはじめるが…?

大人気の宮廷サバイバル、第4巻!

~出版社より~

第10話

宮廷から姿を消したアルナ(侍女のカミラ)を捜すため、本物のアルナ(スミレ)は、自治都市・フラドルへと向かっていました。

侍女のカミラは、アルナ(スミレ)に手紙を残しており、そこにはフラドルから船に乗ってB国へ帰国すると書かれていたからです。

フラドルの支配者は、領主でもなく、王でもありません。

お金です。

交易の拠点となり「経済の力」を得た都市は、思い通りに協力してくれるとは限らないし、もしもフラドルが今回の逃亡劇に力を貸しているとなれば、最悪なシナリオとなります。

アーサーとエドワードも、アルナ(スミレ)と一緒に来てくれています。

がちゃみ
がちゃみ
この二人も一緒なら、心強いですね。

フラドルに入った三人は、「ケイネス」という名前の年配の男性に、ケイが用意してくれた「王の紹介状」を見せ、レスタト家の遠縁のお嬢様を内密に捜したいと嘘の話をしています。

ケイネスは、アルナ(スミレ)に言葉のなまりがないと言い、エドワードには北のなまりがやけに強い(レスタト家は南なのに)と指摘し、簡単には信じてくれない様子です。

妙だと言って疑うケイネスに、「何も妙じゃないさ」と割って入るアーサー。

そして、「船が少なすぎる」「どこへ隠した」「隠し港でもあるのかな」とケイネスに詰め寄ると、一瞬表情が曇り「妙なことなど何もございませんよ」と言って態度を変えました。

アーサー曰く、これはフラドルの会話法で、複雑だったり二枚舌だったりするのは損をしないためとのこと。

難しそうに思えるけど、彼らの頭の中には常に秤(はかり)があるので、釣り合うもの以上を乗せるだけでいいから、宮廷よりも単純なのだそうです。

宿舎の準備ができたと報告に来てくれた男性が、アルナ(スミレ)のことを知っている様子ですが、アルナ(スミレ)はこの男性に覚えがありません。

場面は変わり、アルナ(スミレ)とアーサーは砂浜にいました。

護衛もいないのに海まで来たアーサーに、もう少し用心するようアルナ(スミレ)は注意しますが、

ここなら賊が近づけばすぐわかる

会話を誰かに盗み聞かれる心配もない

という考えがあっての行動だとわかり、自分の気の回らなさが嫌になると言って謝罪します。

そんなアルナ(スミレ)にアーサーは、昨日今日で強さは身につかないと言い、ヴァリーのことを思い出していました。

アーサーが拾った小石を貰ったアルナ(スミレ)は、このただの石ころを、いつか宝石箱から出して懐かしむ時が来るようにと願います。

日が暮れて、アルナ(スミレ)・アーサー・エドワードの三人は、フラドルの街の露店を案内されています。

案内してくれている男性(昼間の知り合い風の男性)に、「友人を捜している」「臆病な人だから心配」と話すアルナ(スミレ)ですが、それを聞いた男性は顔色が変わり「あの人にもそんな友人ヅラを?」と呟きます。

そして、路地へと誘導されたアルナ(スミレ)は、数人に囲まれてしまいました。

ある建物の中では、フラドルへ着いた時に対応してくれていたケイネスと、ケイネスから「グレイ様」と呼ばれている男性がいました。

そのグレイという男性が、「ただ運が悪かっただけなのか?」「わが娘リズィー」と話しているところで、コールドゲームの第10話は終わります。

第11話

第5王妃だったリズィーの父親(グレイ)と、ケイネスの会話からスタートします。

グレイは、娘が罪に問われたことが納得できないと話しており、リズィーの相手と疑われた「ロバート」を連れて、フラドルの街に逃れてきたとのことでした。

本来ならば、ロバートを捕らえて処罰を待たなければならなかったけど、無実であるとわかっているロバートを王都に送ることは出来なかったそうです。

がちゃみ
がちゃみ
ここで読者には、ロバートが露店を案内していた男性だとわかりました。

ロバートは、リズィーから届いた手紙を思い出しています。

その手紙には、「友達ができて毎日楽しい」「スミレ色の瞳が綺麗な女騎士さん」と書かれていて、ロバートはスミレ=リズィーの心を踏みにじった魔女だと思い、許せない気持ちが強くなっていました。

漫画は数時間前に戻り、アルナ(スミレ)たち三人は、声をかけてきた男性(ロバートのこと)が怪しいと話しています。

この時点では、狙いがスミレとアーサーどちらかわからなかったので、危険を承知で二手に分かれる作戦に出ます。

エドワードは立場上アーサーから離れられないので、アルナ(スミレ)は一人でおとりになることになります。

アルナ(スミレ)は、狙いが自分だった場合は助けにきてほしいと二人に頼みました。

呆れられると思って恥ずかしさを隠せないアルナ(スミレ)に、アーサーは「それでいい」と言ってくれます。

根拠もない自信から突っ走るよりも、弱さを認められるだけ百倍強いと話し、そして「助けてやる」「必ずだ」と力強く言うのでした。

現在に戻って、暗い廃墟っぽい場所に逃げ込んだアルナ(スミレ)は、どうやって切り抜ければいいのか考えています。

統制のとれていない敵の様子を見たアルナ(スミレ)は、自分が捕らえられてしまった時と似たような状況だと思い、その時アーサーが使った「雑魚の戦意を下げる作戦」を実践します。

そうすると、男はリズィーの名前を出したのでした!

こうしてアルナ(スミレ)は、今回の事件にはアンが関わっていると気づきます。

場面は王都に変わり、「ア~~ン~~」と第3王妃のアンを呼ぶ、第4王妃クリスティナの姿がありました。

クリスティナは、アンに命じられてアルナを散歩に誘ったそうですが、体調がすぐれないことを理由に断られたと話しています。

それを聞いたアンは「素敵ね」と言って、月を見ながら手を合わせていました。

アンは、クリスティナのぶりっ子口調の話し方を良く思っておらず、「その品のない喋り方やめて」と言ってます。

そして、クリスティナのことは、自分の補佐役として生かしてあげてるとも言いました。

クリスティナは「教えてくれてありがとぉ」といつもの調子で返事をしてから、人が変わったような口調と表情になり、「汚れない花は造花に過ぎないわよ」と言うのでした。

アンもそれにはゾクッとして、「たとえあなたでも敵に回ったら私は容赦なく潰す!」と声を荒げていました。

漫画はアルナ(スミレ)に戻り、ロバートがアルナ(侍女のカミラ)の所在について話しています。

それを聞いたアルナ(スミレ)は、ふっきったような鋭い目をして、暗闇の中のロバートに切りかかりました。

しかし、月光が射し込み、人を傷つけたことへの本能的な罪悪感から、目を背けてしまいます。

この一瞬が命取りとなるところでしたが、間一髪でアーサーが助けてくれました。

アーサーはアルナ(スミレ)を抱きしめて、「よく持ちこたえた」「上出来だ」と褒め、国王である自分の命令通りに動いただけなのだから考えるなと伝え、コールドゲームの第11話は終わります。

第12話

アルナ(スミレ)の鼻や目は赤くなっていましたが、「大丈夫」「全く問題ありません」と言ってます。

そして、今回の事件を仕組んだ人物は、第3王妃のアンであることを、アーサーに伝えました。

場面は変わり、アンが父親の「ジョージ・グレゴリー」と話をしています。

アルナ(侍女のカミラ)が逃亡するために使った金貨や馬車などの証拠は消したから、自分達には関係のないことだと言っています。

がちゃみ
がちゃみ
本当に酷い親子ですね…。

アルナ(スミレ)・アーサー・エドワードの三人は、裏の港に繋がっている路地裏の水路を船で進みました。

リズィーの父親であるグレイに会ったアルナ(スミレ)は、事の経緯と、アルナ(侍女のカミラ)の居場所について説明を求めますが、グレイは「知らぬ」と言い、全てを投げている目をしています。

ずっとピリピリとした空気が流れていましたが、グレイが転倒するシーンがあり(まさかですよねw)、全体の気が少し緩みました。

リズィーを失い、領地も奪われ、生きている価値もないと言って絶望するグレイにアーサーは、「ならばその命を俺に捧げろ」と言います。

そして、アルナ(スミレ)はグレイに、リズィーが故郷を愛していたことや、父親を誇りに思っていたこと、裏表のない明るさで愛すべき存在であったことを伝えました。

こうして、自治都市・フラドルを手に入れたアーサーはアルナ(スミレ)に、最初から街への圧力目的であったと考えを話します。

アルナ(スミレ)は、アーサーに惹かれてはならないと思いつつも、見つめ合った二人は二回目の…♡

そして、アンをこのままにしておけないと判断した二人は、第4王妃のクリスティナを味方に引き入れようと考え、コールドゲームの第12話が終わりました。

ディアラム家のクリスティナの旧姓はグレゴリーで、アンの実姉であることがわかり、アルナ(スミレ)はとても驚いています。

コールドゲーム(4巻)ネタバレ寄りの感想とレビュー

コールドゲーム(4巻)の表紙は、第3王妃のアンです。

とても綺麗なイラストですが、ストーリーを知ってる人からすればゾクッとする表紙だと思います。

アルナ(侍女のカミラ)の逃亡は、私が思っていたよりもずっと大変なことでした。

王妃が勝手に帰国するということは、国と国との問題になってしまうそうで、アデールが大パニックする様子からも事の重大さがわかります。

がちゃみ
がちゃみ
でも、兄妹なのに、エドワードは冷静なんですよねw

コールドゲームの登場人物はそれぞれに魅力があり、個性も感性も細かく描かれている少女漫画だなと、読み進めるごとに感じています。

突っ走る系のキャラが多い中で、ケイは慎重派ですね。

子供の頃から落ち着いていましたが、今回の登場シーンでも冷静にアルナ(スミレ)に問いかけていたので、やはりケイはさすがだと思いました。

お前の言うことは本当か?

お前は誰の味方だ?

と言って、王妃の側近であるスミレすら疑う姿勢には、ケイが国王代理を務められる器だということを、改めて感じさせてくれました。

アルナ(スミレ)もまた、王族としての自分の立場を理解していて、先読みしながら発言をしているので、強い覚悟を目の当たりにしてドキドキしました。

主の命であろうとも

是は是

否は否

と言い切ったアルナ(スミレ)のセリフには、特にグッと来ました(´▽`*)

今回の黒幕はアンでしたが、前回の連れ去りは別人ということがわかり、ますます謎が深まる展開となっています。

アンではない、誰か。

単純に考えたら他の王妃なのでしょうが、ヒューズ家を自由に動かしたい目的がわからないし、今の段階では想像すら難しいですね。

4巻の肝となったフラドルの街やアルバート・グレイ(リズィーの父親)が、今後のストーリーにどう影響してくるのか気になります。

それにしても、アーサーが国王であることを暴露した時の、グレイとケイネスの反応は面白かったです(*´艸`*)

がちゃみ
がちゃみ
まさか王が自ら来るなんてねw

コールドゲーム(4巻)を無料で試し読みする方法

それでは、コールドゲームの4巻を無料で試し読みする方法をお伝えしますね。

私が漫画を購入する時は、必ず電子書籍サイトで試し読みをしてから、どうするか決めるようにしています。

まずは無料で読む

面白かったら購入する

という流れです(´▽`*)

無料で試し読みするにも、電子書籍サイトがたくさんあって迷うこともあると思いますので、私のおすすめを紹介しますね。

私がおすすめする電子書籍サイトは、eBookJapan(イーブックジャパン)です。

漫画の品揃えが多いことと、Yahoo(ヤフー)が運営していて安心感があるので、いつも利用しています。

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