後輩が最近「土鍋」を買ったらしく、土鍋でご飯を簡単に炊きたいと言ってたので、お家におじゃましてレクチャーしました。
実は私…
土鍋のご飯が大好きで、もう3年以上、炊飯器を使っていません!
土鍋でご飯を炊くと、安いお米でも、家族もお客さまも「ツヤツヤで美味しい!」と言ってくれるので、すっかり炊飯器に戻るタイミングを逃しました(笑)
この記事では、後輩にも教えた「土鍋でご飯を簡単に炊く方法」を紹介しますので、ぜひ土鍋デビューする人が増えたらいいなと思ってます♪
もし、お米に芯(しん)が出来てしまった場合でも、復活させる方法もありますから、覚えておかれるといいかなと思います。
また、土鍋の底にご飯がくっつくのは、ある程度は仕方がないですが、対策もありますので、そちらも紹介しますね。
土鍋でご飯を簡単に炊く手順
まず、水加減はお米と同量で大丈夫です。
土鍋でご飯を炊く時に、注意しないといけないのは火加減です。
火加減は、最初は強火でしっかり沸騰させるのがポイントです。
強火といっても、ガスによって火の強さも違うのですが、土鍋の底から少しはみ出るくらいの感じでいいと思います。
沸騰の状態を見ながら、火加減を調節して下さいね。
沸騰時間を長めにすれば、お米を研いでから吸水時間が少ない場合でも、ちゃんと炊くことができますよ(*´▽`*)
しっかり沸騰するまで待ちましょう!
吹きこぼれることもありますが、沸騰状態を15秒~30秒は強火のまま維持して下さい。
どうしても吹きこぼれるのが気になる場合は、蓋の間に楊枝をちょっと差し込むのも手です。
ごく弱火にします。
15秒待ったら、2合程度なら12分で、もっと多ければ15分くらい待ちましょう。
弱火にしたら、最後に一瞬だけ、火を強めてから止めます。
そこから10分蒸らせば、土鍋のご飯の出来上がりです。
土鍋のご飯で芯(しん)が残ってしまった場合
私も最初は、沸騰してからすぐに弱火にしてしまい、芯のあるご飯にしてしまいました。
沸騰すると吹きこぼれたりすることもあって、慌ててしまうのが原因だと思います(・ω・`;)
「炊飯器でも吹いている時がある」「これはお米を炊くのに必須」ということに気づいたら、焦らなくなりました。
しっかり沸騰時間をキープすることさえ気をつければ、まず失敗することはありません。
15秒ほど沸騰させたら、徐々に弱くするのではなく、さっと弱火にしましょう。
もし、土鍋のご飯に芯が残ってしまった場合は、ちょっとお酒をふりかけて弱火でもう5分くらい炊くと、復活することがあります。
それでも無理なほど失敗してしまった場合は、蒸し器で蒸せば復活しますのでご安心を♪
土鍋の大きさに対してお米が多すぎたり、炊き込みご飯の時に具が多すぎたり冷たい具だったり…という時にも、芯が残ってしまうことがありますが、その場合にも蒸し器に移して蒸せば、まず大丈夫です。
お家に蒸し器がなかったら、深めの鍋にお湯を入れて、ステンレスのザルなどが鍋の縁にかかりそうなら、それで代用することができます。
「ステンレスのザルもない!」という場合は、お湯を入れた鍋の中に、大皿にクッキングシートを敷いてから失敗ご飯を入れ、蓋をして蒸してみて下さいね。
コツさえつかめば、土鍋でご飯は簡単です!
土鍋のご飯は、炊飯器で炊くよりも、時間も早く美味しく炊けるので、ぜひマスターしてほしいと思います。
火加減と沸騰時間のキープだけ気をつけたら、もち米入りも、お赤飯も、炊き込みご飯も、どれも美味しく炊けますよ♪
我が家では、もうずっと炊飯器なしの生活ですが、特に困ることもなく、土鍋のご飯は家族にもお客さまにも好評です。
土鍋に慣れるまでは、ときどき上手くいかないこともあるかもしれません。
ですが、失敗しても蒸せば必ず復活させられますので、捨てたりせずにチャレンジしてみて下さいね♪
最後になりましたが、土鍋の底にへばりついてしまったご飯は、少しだけお湯を入れてみましょう。